時間を使うようになり

オリバー・バークマンさん。「時間の発明によってすべてが悪くなったわけではないし、中世の農民の生活に戻ろうと主張するつもりも全然ない。でも僕たちは、ある閾値を超えてしまったのだと思う。時間はもともと、生活が繰り広げられる舞台であり、生活そのものだった。ところが、時間はどんどん生活から切り離され、『使う』ことができるモノになった。ここから、人間と時間との現代的な格闘がはじまる。時間を『使う』ようになった僕たちは、『時間をうまく使わなければ』というプレッシャーにさらされる。時間を『無駄に』すると、すごく悪いことをした気分になる。やることが多すぎてパンクしそうなとき、僕たちはやることを減らそうとするのではなく、『時間の使い方を改善しよう』と考える。もっと効率的に働こう、もっと頑張って働こう」だな。