池田貴将さん。「平均寿命を78歳とすると、人の人生は約4000週。時間を有効活用しよう思うがあまり、多くの人が『時間』について誤った思い込みを強めている。私たちにとって最も幸せな時間の一瞬。それは自分にとって『意味がある』と思うことに向き合っている時間です。なにかをやる必要はありません。遊びや趣味や友人との会話のような楽しいことだけではなく、片付けや仕事の段取り、ダイエットであっても、その世界に入り込めば時間の質は高くなります。しかしそれを阻害するのが『分散』です。『注意を向けることが、気持ちを込めることの最初のステップだ。分散と気持ちを込めることは両立しない（オリバー・バーケマン）』。スマホの通知や株の動き、スポーツの結果、つけっぱなしのテレビなどに注意が分散されると、時間の質は下がります」1/4000。
