注意に値段

リバー・バークマンさん。「アテンション・エコノミーとは、人々のアテンション(注意・関心)に値段がつけられ、SNSなどのコンテンツ提供者がそれを奪い合っている状態のことだ。ネット上に溢れるコンテンツは、興味のないことに無理矢理注意を引きつけ、僕たちの注意を間違った方向に誘導する。それは人々の関心を操作し、ひいては限りある人生の使い方までコントロールしようとする巨大な機械だ。その誘惑はあまりに大きく、人の限りある注意力で完全に跳ねのけることは難しい。僕たちが利用している『無料』のソーシャルメディアは、実は無料ではない。あなたは顧客ではなく、商品だからだ。テック企業はあの手この手でユーザーの注意を手に入れ、それを広告業者に売って儲けを出している。スマートフォンは操作を全て追跡している」どう避けるのか。