心の残響室から退く

イーサン・クロスさん。「自分の心の残響室から『一歩退き』、より広く、より穏やかで、より客観的な見方をする能力は、チャッターと闘う為の重要なツールになる。(1)距離を置いた自己対話を活用しよう。困難な状況を切り抜けたいときは、自分を指すのに、名前や二人称の「あなた」を使おう。それによって、脳内の反芻に関わるネットワークの活性化が抑えられる。(2)友人に助言していると想像しよう。(3)視野を広げよう。チャッターには、直面する問題だけしか目に入らない視野狭窄も関わっている。当然ながら、解決法は視野を広げることだ。その為に、現在の悩みを自分がこれまでに経験した辛い出来事と比較したり、人生や世界というより大きな枠組みの中にどう位置づけるかを考えたりしてみよう。(4)経験を試練として捉え直そう」客観視。