運命をコントロール

イーサン・クロスさん。「自分自身をコントロールしたいと望むのは、人間の強い欲求だ。自らの運命をコントロールする力があると信じることは、目標を達成しようとするかどうか、そのためにどのくらい努力するか、困難にぶつかったときにどれだけ持ちこたえられるかに影響する。コントロール感の増大が、身体的健康から心の平安、学業や仕事での成績向上、より満足度の高い人間関係に至るまで、あらゆる面に及ぶ恩恵に結びつけられてきた。逆に、コントロールを失っているという感覚は、チャッターを急増させる。真のコントロール感を持つためには、自らの意志で結果に影響を及ぼすことができるだけでなく、周囲の世界が(物理的に)秩序ある場所で、そこには自分のあらゆる行為が意図どおりの効果を生むと信じなくてはいけない」運命を秩序で制御する。