経営者の対話技術

川村秀樹さん。「対話技術として、まずは質問の枠にとらわれないこと。記者は「評価してください」「課題は何ですか」と聞いてくるが、fastにその言葉に反応するのではなく、報道させたい情報・引用させたい言葉を、取り組みたいこととして述べる。すなわち、自分で質問を再設定する。「私が経営者として取り組みたいことはこれ」ということを述べる。次に、主導権を取ること。こちらも質問の再設定をする。3つめに、文字数と尺がある。NHKのアナウンサーが一時間に話す言葉は15000字から17000字。使われるのは1500から1800字。つまり9割が捨てられる。報道させたい発言を何文字(何秒)で纏められるか。最後に言葉の選択。「積極的」「肯定的」「意欲的」「未来志向」の言葉を選ぶ。過去を話すより未来を話す。質問の枠にとらわれない」なるほど。