人生4つのステージ

アーサー・ブルックスさん。「古代インドの教えでは、正しい人生を送るには4つのステージを踏まなければならず、それぞれのステージをアーシュラマと言います。各アーシュラマの期間は25年が理想とされています。第一のアーシュラマは、学生期(ブラフマチャリヤ)で、青少年が学習に専念するステージです。第二は家住期(ガールハスティヤ)で、キャリアと富を築き、家族を養うステージ。この第二ステージはごく自然で当然のことで何の問題もなさそうですが、ヒンドゥー教の賢人たちは、このステージには人生で陥りやすい罠が潜んでいると考えています。どうしても、お金、権力、性交、威信といった世俗的な見返りに執着し、このステージを生涯維持しようとしてしまうのです。要するに流動性知能曲線にはまってしまうのです」家柱期の維持に走る。