勝者も敗者も目標は同じ

ジェームス・クリアーさん。「どのオリンピック選手も金メダルを獲りたいと願っている。また、どの志望者も職を得たいと願っている。成功する人としない人の目標が同じならば、目標が勝者と敗者の違いということはできない。イギリスの自転車競技選手をその競技の頂点に押し上げたのは、ツールド・フ・ランス優勝という目標ではない。目標は常にあった。小さな改善の継続という仕組みを実行してはじめて、異なる成果を獲得した。目標達成は生活を一時的に変えるに過ぎない。私たちは結果を変えなければと思いがちだ。しかし結果は問題ではない。本当に変えなければならないのは、結果をもたらす仕組みである。結果レベルで問題を解決しても、一時的に解決するだけだ。永久に改善する為には、仕組みレベルで問題を解決する必要がある」目標よりも仕組み。