顔も商品(2) 

散髪に行った。洗髪をする洗面台が各椅子の前になく、移動式で後ろにある。設備代もかからず、思いつかなかった良いアイデアだと言うと、散髪屋さんにはまだ洗面台が付いてますね、という。つまりそこは散髪屋ではなく、美容室の類であったのだ。で、だいたい4000円。沖縄の散髪屋は概して2700円ほどだったので、高いと思ってしまう。アメリカではチップ込みで10ドル(10年前だが)だったし、日本でも1000円でアメリカ式(髪を切るだけ)の店もある。ある意味必要悪として髪を切る代償と捉えるか、「顔も商品」だとして容貌に意を用いる積極的な出費にするか。