発想が純粋であるか

セコム最高顧問飯田亮さん。「一番重要なのは、その発想が純粋であるかどうか。例えば、あなたが新しい事業を起こしたいと思った時に、これで成功したら、ちょっと偉くなったような気分を味わえるんじゃないかとか、花火が打ち上がるな、みたいな感じが、もしあるとしたら、それは邪念であって、純粋に事業を成功させたいと思ったのではないんですよ。実は、『これをこれだけやったら、これだけ儲かる』とか、これも邪念。こういう商品を作ったら、これは必ずみんなにとって喜ばれるはずだという思い込みより先に、『これがどのぐらい売れて、どう利益が得られて』と夢想してしまったら、それは純粋な発想とは言えないと思う。」ザッツイット! 先に自分が報酬を受けたり他から賞賛されるような場面を思い描くとその通りには決してならないのだ。