キーワードを上手に使う

伊藤忠商事丹羽宇一郎さん。「メッセージを発信する場合、私は、キーワードを上手に使うことがとても大事だと考えています。説明すればダラダラと長くなる話を、端的に一言で表すキーワード。それを使えば、こちらの意図が一瞬にして周囲に伝わります。『スキップ・ワン・ジェネレーション』というのは98年に私が59歳で社長に就任したときに宣言した言葉。『六年後、社長を辞めるときに、後継者は一世代飛ばした若い人材の中から選ぶぞ』という私の意思を表したものでした。この言葉には、いろいろな意味が込められています。社長は気力、体力ともに充実した世代であることが必要だ、該当する世代は今から経営者としての自覚を持て、社内を活性化しよう・・・等々。」インパクトのあるキーワードに載せて、メッセージを、ズバッと一言で。