認めて任せてほめる

nakatomimoka2016-02-04

丹羽宇一郎さん。「『この男はもう立派になった』と思ってから仕事を任せてはいけない。『まだダメだ』という段階でこそ任せる。普通は立派に成長した段階でやっと任せることができると判断するものだ。それではいけないと宮大工は語っている。完成、成熟した人間に仕事を任せれば、そこには傲慢の弊に陥る危険性がある。しかし、未熟なうちに任せれば、本人が力不足を痛感しているだけに命懸けで努力する。そこで人が育つ。成長する。責任が人を育てる。これは経営においてもまったく同様のことが言える。社員をいかに育てればいいのか。私はこれはと見込んだ人材には百パーセント任せるようにして、何も余計なことを言わないようにしていた。部下を育てるには三つの基本原則がある。すなわち『認めて』『任せて』『ほめる』」なかなかできてまへんなあ。