資金が寝てしまう三大要素

北岡修一さん。「資金が寝てしまう三大要素といえば、売掛金・在庫・固定資産です。資金繰り・財務内容を良くする為には、この3つへの資金の固定化を極力減らすことです。売掛金や在庫というのは、流動資産に入っていますが、基本的な残高は減ることがないので、固定資産のようなものですね。資産に計上されているということは、その分の税金を払っていることに繋がります。売掛金は当然、売上の対応科目ですから税金の対象になります。在庫は、なくなった時に初めて原価になりますから、その時に税金が減ります。それまでは、税金を払っているということです。固定資産も、減価償却や除却をした時に、経費ですから、資産に計上されている限りはその分の税金を払っていることになります。」キャッシュでないものに払う税金を極力抑えるように。