改善は永遠にして無限

辻本攻さん。「改善活動だけが主体となって、仕組み作りや運用がおろそかになってはいけない。改善活動・仕組み作り・運用の連鎖として捉えてはじめて成果が上がってくる。その不断の繰り返しで、レベルを上げていかねばならない。評価尺度を打ち立て、考え方・達成方針を、例えば『1日3回現場に行って5つの問題を抽出し、それを週報で報告する。その結果をトレースしていく』というような仕組みとして作りあげて行かねばならない。「改善活動」&「仕組み作り」&「運用(日常管理)」の三つがセットなのだ。常に5Sによって些細なことまで関心を持ち、異常・変化・違い等の認識への感性を高揚させる。ホームランよりヒットを数多く狙う。10分の1の投入で成果の7〜8割をあげる。改善は、永遠にして無限である。」絶え間ない改善活動を。