人口と距離の相場観

野口悠紀雄さん。「人口の『相場観』を持っておくのも重要なことです。日本全体の人口が1億3000万人。都道府県の数を約50とすれば、一県あたりは全人口の2%ぐらいですが、東京都など大きな都道府県もあるので、実際はもっと低くて、大体1%と思えばいい。そうすると、三大都市圏以外の県だと、人口は大きくて約150万人、小さいところで約100万人です。そのうち、県庁所在地の規模が大体約3分の1と考える。外国については、アメリカの人口は日本の2倍、英、独、仏などヨーロッパの主要国は日本の半分ぐらいと覚えておけばいいでしょう。距離の感覚も重要です。東京駅から熱海が100キロメートル。大阪までは500キロメートル。札幌、鹿児島まではともに約1000キロメートルだから、日本列島は約2000キロということです」さて、覚えましたか。