自信ということ

nakatomimoka2007-09-05

松下幸之助さん。「ぼくも、自信をなくすという経験は何度もしてますわ。悲観して、どうにも困りはて、夜も眠れんというようなこともありましたよ、実際は。しかしね、その翌朝になると、もうすっかり考え方というか発想が変わってましたな。昨夜、悲観した材料をもとに、これはこう考えよう、あれはああしようというように、建設的な考え方が心に浮かんでくる。禍転じて福となすというか、いわばそういう発想ですね。それが自然に出来たのですよ。だから、自信をなくしたとはいうものの、その次の瞬間には、どうすればそれを解決できるか、そのことをもう懸命に考えていたということですね。幸いそういうことができたので、今日までやってこれたのではないでしょうか。」悩むのではなく、そこから解決策を見いだすような心の働きこそ自信かもしれぬ。