相手の長所に打ち勝つ

林成之さん。「勝負の目的は勝つことである。しかし、『いかにすばらしい勝ち方をするか』という、勝つための目標に集中することがより大切だ。目的に集中すると、つい力が入ってしまう。が、目標だとそうはならない、機能が十分に発揮できるのだ。また、争った相手を『自分の力を高めてくれた人』と感謝すること。これによって『脳の力』が高まる仕組みが人間にはある。勝負で大切なのは、『相手の長所に打ち勝つこと』。レベルの高い勝負になってくると、『ウィークポイントを狙う』だけでは勝てない。『相手の長所』に打ち勝ってこそ、本当の勝利なのだ。それだけに、相手以上に頭と技を磨く必要がある。それには相手以上に練習し、鍛えることだ。勝負というのは相手の長所を打ち負かすことに他ならない」いい試合・仕事をする。結果的に勝つ。