型破りな発想ができる人材

カール・W・スターン氏。「誰も考えないような所から枠を破って発想できる人材をどう育てるか。ビジネスを判断する能力は、パターン認識する能力だと思いますが、こういう人材は右脳の働きでできると言えます。帰納法的な取り組みです。通常の教育・研修は左脳中心の演繹的な手法に留まっています。企業の王道としては、社員に多くの仕事のパターンを見せて、認識し、経験させることでしょう。ただ、型破りな発想ができるアウトロー的な人というのは、どちらかというとスペシャリストではないと思います。むしろゼネラリストの中で、極めてパターン認識に優れている人です。他人と違った経験を積み、問題に対して異なる見方ができる人です。こんな人はかなり幅広い仮説を立てられるから、会社にとって重要です」右脳パターン認識能力を高めん。