勝間和代さん。「素晴らしい厳選された情報が、せいぜい数千円で買えることも本の素晴らしい所です。数千円であれば、私たちが１〜２時間働けば入手できる金額です。２時間の労働成果だけで、著者が何年も何十年もかけて培った情報と交換させてくれるのです。では、なぜそんなに本は安いか。本は儲けよりは、一種の自己実現だからです。人間、誰しも他人に認められたいという欲望があります。その際、本というのは他人に自分を認めて貰う最も簡単で、最も効果的な方法の一つです。従って、本を書くことは多くの著者にとって、印税が目当てでなく、そのことによって得られる『人に役立ったと思えること』が最も大きな報酬なのです。良質な情報を手早く手に入れられることを考えると、本ほど効率的で安価なものはないのです」本代は、惜しまずに。
