地位や実績に頼らなくても

nakatomimoka2011-12-13

野口嘉則さん。「私達は、自分に自信をもてないときに、地位や実績によって自分を飾ろうとします。そのままの自分ではだめだと思うから、自分を他人から認めて貰うための証拠を集めたくなるのです。そしていつのまにか、その証拠と自分を同一視してしまいます。自分のアイデンティティを才能や地位や実績に置いてしまうのです。だからこそ、それらを得ることに必死になり、手に入れた結果、『自分はすごい人間になった』と錯覚するのです。まだそういったものを手に入れていない人を見下げるようになり、傲慢な人間になってしまいます。一方、本物の自信を持っている人は、『能力や地位や実績に頼らなくても、自分の存在はそのままで素晴らしい』と感じているので、自分を地位や実績と同一視することがありません」すがりがちな、昨今の私。