まとまった時間が必要

nakatomimoka2008-06-20

ピーター・ドラッカー氏。「仕事の多くは、たとえごく僅かの成果をあげるだけであっても、まとまった時間を必要とする。最小単位以下の時間では、全く無意味である。何も達成できず、やり直さなければならなくなるだけである。例えば報告書の原案には、6時間あるいは8時間を必要とする。しかし、1日2回、15分ずつを3週間充てても(それで計7時間半になるとはいえ)無意味である。得られるものは、いたずら書きにすぎない。ドアにカギをかけ、電話線を抜き、連続して5、6時間取り組んで初めて、原案の手前のもの、つまりゼロ号案が得られる。その後、ようやく、比較的短い時間の単位に分けて、章ごとに、あるいは節ごと、センテンスごとに書き直したり、訂正したり、編集したりして、仕事を進めることができる」確保するぞ、連続5時間。