理想的なタスクリストとは

佐々木正悟さん。「理想的なタスク管理リストというものは、それを取り出して眺めたとき、処理すべきタスクに、すぐ取りかかれるリストです。タスクにすぐに取りかかれるということは、タスクリストの項目の出入りが激しくなっているということです。書き込んでは二重線で消し、またすぐに書き込んでいく。そのように頻繁にアクセスすることで、紙のリストを「作動記憶」の拡大スペースとするのです。作動記憶は、なくてはならない記憶領域なのですが、比較的寿命の短い長期保存に不向きな記憶が一時的にしまい込まれます。しかし、スペースが狭すぎて、すぐにいっぱいになってしまい、古い順から消されていってしまいます。だからこそ、タスクリストという、脳のメモの拡大スペースが必要なのです」もっとうまく、タスクリストを使いたい。