タスクの名前を変えてみる

佐々木正悟さん。「タスクリストが作動記憶の拡大スペースであると考えると、あるべき姿が明らかになります。それが『項目の出入りが激しい』ということです。いつまでも同じ業務がのさばっている、あるいは項目が増える一方のタスクリストというのは、機能不全の一歩手前でしょう。しかし、いつまでも同じ名前のタスクが居残ってしまうのは実際にはよくある話です。そこで、これを防ぐ手だてを考えなければなりません。それは、いつまでも居残っているタスクを、もっと具体的で取り組みやすいタスクに分解してしまうことです。また、タスクの名前を実態に合わせて付け直すことも有効です。定期的に名前の妥当性をチェックして、実態に合わせた名前にし、自分のやる気を盛り上げるような要素を盛り込むのです」タスクの命名に、ひと工夫を。