仕事の流儀

セットアップ後2時間内に

茂木健一郎さん。「もしセットアップの期限が明日や一週間後など中長期のものになってしまうと、その間に他の仕事をしたり食事やお風呂、睡眠といった『別の行動』が入ってくるため、そのたびにワーキングメモリのセットアップをやり直す必要が出てきてしま…

一時間脳セットアップ法

茂木健一郎さん。「タイムプレッシャーには、スケジュールに遅れにくくなるというメリットもあります。なぜなら、脳は、『いつまでにこれを終わらせる』という目標設定をしたほうが実行しやすいのです。そして時間の設定は、『明日やる』『一週間後に実現す…

考え事は場所を選べ

NHKプロフェッショナル・仕事の流儀から「アイデアが出やすい場所に共通したポイントは、脳が外からの情報に邪魔されない所。現代人にはあまりにも情報が沢山入りすぎているが、ひらめきや発想はむしろ情報をある程度、遮断した所で生まれるという。面白…

アイデアは考えて寝た後に

NHKプロフェッショナル・仕事の流儀から「起きている間に一生懸命考えると、脳がそのことについて優先的に処理する状態になる。そして眠っている間に側頭葉の中で経験や知識が整理され、ひらめきが生まれてくることがあると考えられる。」番組の中で、宮…

やる気自己調整の5段階

金井壽宏さん。「やる気を自己調整できるためには、5つのステップがある。第一段階は、モチベーションは時間軸を通じてアップダウンするダイナミックなプロセスであることに気づくことである。これはなんでもないことだが、大事な気づきである。第二段階。…

タイムプレッシャー

茂木健一郎さん。「とはいえ、いざ行動を起こそうと思っても、『わかっちゃいるけど、できない』という状況に陥ることがあります。こういう時こそ、手足や口を動かすことが大切なのです。僕は、日々の仕事の中で『躊躇しないで、とりあえず取り組んでみる』…

意味のある時間を80%に

勝間和代さん。「時間管理でどのくらいの効果が出たのか、数値化して効果を測定するという習慣を忘れないで下さい。まずは、時間管理マトリックスで理想と現実を比較して、どの程度理想どおりに時間が使えたのかということを把握します。目標は、『Ⅲ.投資の…

予定と現実のギャップを見る

勝間和代さん。「週末とすきま時間を使って、最低でも週一回は、予定と実際の行動の差を分析します。予定を立てても、何らかの条件の変化や相手の都合などで、予定通りにいかないことは当然あります。しかし、手帳で予定したもののうち、実行できなかったこ…

すきま時間は常に手帳を

勝間和代さん。「誰でも、何かに拘束されて何もできない時間というものがそれなりにあります。パソコンもいじれなければ、本も読めないような時間です。たとえば会議中や混んでいる通勤電車で立っているときなどです。そういうときには、せっせと手帳を見る…

投資の時間を増やす

勝間和代さん。「おそらく、一般的な人はまず『Ⅰ消費の時間』に60%、『Ⅱ浪費の時間』に20%、『Ⅳ空費の時間』に15%の時間を使っていて、『Ⅲ投資の時間』にはおそらく5%、せいぜい多くても10%しか時間を使えていないでしょう。最初の問題点は、『緊急』…

浪費の時間と空費の時間

勝間和代さん。「『緊急だが重要でない』時間を私は『Ⅱ浪費の時間』と呼んでいます。時間的な制約は大きいのだけれど、見返りが以外と小さい時間です。たとえば、「興味のない仕事のだらだらとしたミーティング」「長い通勤時間や移動時間」「あまり意味があ…

時間投資マトリックス

勝間和代さん。「縦軸『重要度』と横軸『緊急度』で四つのボックスを作ります。緊急度の軸は、時間的な制約(今日明日にやらねばならない明確な締切)があるかどうか、重要度の軸は、その行為によって何らか報酬(金銭的だけでなく気持ち的な報酬も)がある…

判断できずに迷う時間

勝間和代さん。「時間泥棒『判断できずに迷う時間』は、いろいろなところに潜んでいるものです。時間効率が悪い人は共通して、判断が必要なとき、決定に至るまでの時間が長いのです。無意味な情報収集をしたり、あるいは情報収集をせずに判断自体を先延ばし…

目標でなく行動で

勝間和代さん。「人間は誰でも怠惰なものです。ですから、手間がかからない方法でないと決して続きません。感覚的には、準備に数分以上かかるもの、二手間以上かかるものは続かないのではないかと思います。強調したいのは、何か新しいことを続けるには、『…

まずはやることを減らす

勝間和代さん。「時間管理とは、やることを減らすことと同義だということです。時間管理をして、どんどん効率的に仕事をこなしても、その分だけ、どんどん新たな仕事が降ってきて、時間管理をすればするほどかえって忙しくなるという悪循環に陥ってしまう。…

10分やったら2分休む

大橋悦夫さん。「一定のスピードで働き続けることができる機械とは違い、私たち人間は適度なタイミングで”息継ぎ”をしながら、即ち休息を取りながらの方が、仕事のスピードを維持しやすくなるのです。一つは、比較的単純な作業を大量に抱えているときに有効…

メールを見る時間を決める

大橋悦夫さん。「文書作成をしている最中に、『新着メールが一通あります』といった通知が画面に表示されれば、そこで集中が途切れてしまいますし、メールがあるならチェックしなくては、ということで時を移さず読みにいってしまうわけです。こういった中断…

自分が機能する条件を整える

大橋悦夫さん。「どんなに仕事ができる環境が整っていても、自分のモードがその環境に合っていなければ結局はうまくいかないのです。自分自身の性質を把握し、自分が最も有効に『機能』する条件を整えることです。自分というものを一つの『システム』として…

集中モードを作り出す

茂木健一郎さん。「脳にはいくつかのモードがあり、その時々に応じて複数あるモードのうち一つがアクティブになっている。モードとは、『ある課題を遂行するために、脳というシステム全体が一致団結してスクラムを組んでいる状態』。例えば、『物事に集中す…

タスクの名前を変えてみる

佐々木正悟さん。「タスクリストが作動記憶の拡大スペースであると考えると、あるべき姿が明らかになります。それが『項目の出入りが激しい』ということです。いつまでも同じ業務がのさばっている、あるいは項目が増える一方のタスクリストというのは、機能…

理想的なタスクリストとは

佐々木正悟さん。「理想的なタスク管理リストというものは、それを取り出して眺めたとき、処理すべきタスクに、すぐ取りかかれるリストです。タスクにすぐに取りかかれるということは、タスクリストの項目の出入りが激しくなっているということです。書き込…

電話は一点だけで確認

吉川美樹さん。「電話は主に緊急の時だけに使います。『今確認したい!』というときです。そんなときにとっておきの方法は、電話がつながったら開口一番、『一点だけ確認させていただきたいんです』と伝えることです。相手も、『どんな1点?』と集中してく…

とりあえずの商談はしない

吉川美樹さん。「無駄な商談をしないコツ、それは、相手にちゃんと準備をしてもらうことです。一時間の商談を無駄にすることなど絶対にできないし、したくありません。実りなき商談だと自己嫌悪に陥ります。そんな経験を幾度となく重ねてきた結果、「とりあ…

吉川美樹さん。「『即断・即決・即指示』が私のモットーです。まずは、どんな小さな仕事であっても、最終はこうなってほしいなぁという目標をイメージすることから始めます。その目標に向かって進むと、その都度小さな決断に出くわします。どんな些細なこと…

朝イチは金時間

吉川美樹さん。「朝出社してから始業時間までの約1時間を、私は『金時間』と名付けています。誰もいない一人の朝時間、至福の時間だからであり、自分のスピードで集中してやるべきことを済ませられるからです。前日の夕方以降に発生した案件を片づけ、自分…

省事を習慣化する

飯田亮さん。「ジンギスカンの補佐役だった耶律楚材に次のような言葉があります。『一利を興すは一害を除くに如かず、一事をふやすは一事を減らすにしかず』何事においても一つの利益あることを始めるよりは、一つの害を除くほうに力を用いるべきだというこ…

仕事は熱いうちに打て

吉越浩一郎さん。「デッドラインの基本は『明日』だ。どんなに長くても一週間後。それより先のデッドラインはつけないことを会社の基本ルールにしていた。今日のうちにやれるなら、すぐにやってしまったほうがいい。時間的に余裕があるからといって仕事を『…

何を、誰が、いつまでに

吉越浩一郎さん。「具体的な形にブレイクダウンしないと、抽象的な目標は単なるかけ声だけに終わってしまう。例えば事故を起こしてしまった鉄道会社などは『安全第一』という目標が具体化されていなかった可能性が高い。おそらく『安全第一』と言ってはいた…

すべての仕事に締切日を

吉越浩一郎さん。「集中して効率よく仕事を片づけるためには、時間が有限だということを肝に銘じなければならない。だから私は原則として残業を禁止していた。『残業すれば終わる』という発想が効率を下げる元凶になっているのなら、それをやめさせればいい…

仕事の効率を上げる

吉越浩一郎さん。「どうすれば仕事の効率が上がるのか。まずは時間に対する考え方を改めることだ。残業ばかりしている人は、『この仕事が終わるまでが自分の就業時間』だと思っている。だから、『時間はいくらでもある』ように見えるわけだ。しかし、それで…