集中モードを作り出す

茂木健一郎さん。「脳にはいくつかのモードがあり、その時々に応じて複数あるモードのうち一つがアクティブになっている。モードとは、『ある課題を遂行するために、脳というシステム全体が一致団結してスクラムを組んでいる状態』。例えば、『物事に集中する』も数あるモードの一つ。『やる気が起きない』モードとは、『目の前の仕事に必要ない情報を遮断することができない』状態であり、多くの神経細胞が活性化して、脳がお祭り状態になっている。このような状態では、集中力を保つのは至難の業であり、用もないのに延々とネットサーフィンやメールチェックをしてしまう。これを打破するためには、自分の置かれている状況を冷静に考え、目の前の進んでいない仕事が終わらなかったらどうなるかを具体的に想像すると良い」集中モードになれない私。