情報整理や暗記に頭を使わない

nakatomimoka2008-12-24

茂木健一郎さん。「自分の本来の目的は、『情報を整理すること』ではなく、『知的な創造性を最大限に発揮すること』ではないか。そんな時に出会ったのが、ケンブリッジ大学の恩師ホラス・バーローの整理術でした。ホラスは郵便物の内容を一瞥したかと思うと、そのままゴミ箱に捨ててしまうのです。ファイリングも一切しません。それなのに、仕事には漏れやミスが殆どないのです。なぜ手紙を簡単に捨ててしまうのでしょうか。それは脳のポテンシャルを最大限に発揮するには、『情報の整理や暗記に頭を使わないこと』を重視しているからです。細かい情報は破棄したほうが、脳の活動の殆どを思考や創造にあてられる。小さな情報を毎日整理し続けるよりは、脳の力を知的な創造に注力したほうが遙かに効率的だと考えた訳です」情報は整理せず。