明日死ぬかのように生きよ

nakatomimoka2009-07-09

茂木健一郎さん。「人との会話に快感を求めるようになったことで、生活の中に沢山の『相手』が見え出したのです。八百屋さんの店主からは季節感を教わり、飲食店のサービスからはおもてなしの精神を学び、隣人同士の挨拶からは一日の無事を祈る気持ちを呼び起こされました。そのすべてが僕の生活を形作っている一要素であるのはまぎれもない事実です。今まで生活の中でどれほど多くの『喜び』を見落としていたことでしょう。すべての人に歴史あり。そんな一日にも、必ず語るべき相手と物語がありました。『明日死ぬかのように生きよ。永遠に生きるかのように学べ』といったのはインドの政治家マハトマ・ガンジーですが、このような言葉が生まれる脳内回路には、どのような日常からも喜びを引き出す精神があるように思います」日常に喜びを。