不毛な多忙の罠

nakatomimoka2009-07-16

野田智義さん。「厄介なことに、アクティブ・ノンアクション(不毛な多忙)の罠にはまっているのは、組織の中で『できる』と評価されている人たちが多いという事実だろう。そんな人は周囲の信頼も厚いので、やれ打ち合わせだ、会議だ、タスクフォースだと何かにつけて引っ張り出される。努力家で、責任感が強く、達成意欲が強い『できる私』にとって、周囲からの要望や組織からの要求をはねつけるのは難しい。しかも、まさか自分が落とし穴にはまっている、などと思わないからなおさら厄介だ。それだけではない。社会的動物である私たちには、だれかに認めてほしい、だれかとつながっていたいという深層心理がある。人から承認されるとうれしいし、安心だし、ネットワークの中枢にいると、プライドもくすぐられる」どうですか、そこの『できる』あなた。