忙殺を言い訳にして

nakatomimoka2009-07-17

野田智義さん。「無意識に私たちは、周囲や組織からの要望・要求に応じ、人と人とのネットワークの維持に専念することになる。その結果どうだろう。新しいものを創出したり、現状を大きく変えたりするようなチャンス、言い換えればリーダーシップに繋がる何かが、ふと見つかったとしよう。それに今と同じエネルギーをつぎ込めば、何かを実現できたかもしれないのに、そこから意識的に目を背け、忙殺を言い訳にしてしまう。絶えず多忙に追いまくられているにもかかわらず、本当に意義があると思われること、本当に必要だと思われることを『できる私』が避けて通ってしまう。これがアクティブ・ノンアクションの核心だ。これには慣性力があり、一度その中に絡め取られてしまうと、加速度がつき、そのまま走り続けてしまう」既に絡め取られていないか。