NHK「プロフェッショナル仕事の流儀・これが育ての極意だ！」から。「番組に登場したプロフェッショナルたちの仕事を分析した結果、共通していたのは、相手の自発性を尊重した育て方であった。生徒や部下たちに、自分で考えさせ、自分で答えを見つけさせるのだ。最新の研究でも、人に教えられた場合よりも、自分で答えを見つけたときの方が、喜びや快感を生み出すドーパミンという物質がより多く脳内に放出されると考えられている。茂木健一郎は言う。『相手の自発性を尊重することが、相手の脳の可能性を一番活かすことになり、結果として、最大の効果を引き出すんです』」だから、あえて、教えない。答えが分かっている時には、手を出しそうになるけれど、わかっていても教えないことが、人を育てる。そこのあなた、手を出しすぎていませんか。
