脳は楽なものを選択する

nakatomimoka2014-01-12

中野信子さん。「誘惑に負けてしまうのは、脳は膨大なエネルギーを消費する臓器で、基本的に楽なものを選択するようにできているから。男性の脳は女性の脳に比べ、報酬系に関するドーパミンの感受性が低め。ドーパミンの感受性とはどういうものか。神経細胞には、放出されたドーパミンを受け取るための受容体がありますが、これはいわばボタンのようなもの。少しの力で押して入るボタンなら、ドーパミンの量は少しで済み、感受性は高いといえます。ところが男性脳はボタンが固く、押すのに沢山のドーパミンが必要になります。ということは、これまでの刺激から得られる報酬に満足しなくなって、より強い刺激を求めやすいということ。それ故男性脳のほうが快楽に弱く、飲み会などの楽しそうなイベントがあると自制が利きにくい」いかに自制するか。