コンセプトを構成要素に

nakatomimoka2010-04-02

楠木建さん。「サッカーに例えれば、WTPという『競争優位』と、第3の場所という『コンセプト』が、スターバックスの戦略ストーリーのツートップだということです。ツートップを固めると、次に問題となるのは『パス出し』つまりコンセプトを構成要素へとブレイクダウンしていく作業です。スタバが第3の場所の実現に向けて繰り出したパスは、『(ゆっくりとリラックスできる)店舗の雰囲気』『(プレミアム)立地と(クラスタリングとよばれる集中)出店』『(直営方式にこだわる)オペレーション形態』『(教育に力を入れた)スタッフ』『(高品質コーヒーとフードには力を入れていない)メニュー』の5つに分類できます。ここで重要なポイントは、それぞれの構成要素が第3の場所というコンセプトとつながる論理だということです」繋がるパスを。