大前研一さん。「具体的にどうやってスケジュールをカットしていくのか？考え方・手順としては、次の３つに集約される。（１）仕事の質・精度を落とす。（２）他人にデリゲート（委譲）する。（３）アウトソーシングする。（１）は、たとえば自分が必ずしも出席・発言する必要のない会議や打ち合わせは、思い切って最初から出ないようにすることだ。その代わり、事前に会議の資料に目を通し、自分の意見やコメントを提出しておくことで、最低限のフォローはする。（２）は、自分の代わりに同僚や部下などに出席してもらい、後でブリーフィングを受ける方法、さらに（３）は、案件を別の人間に完全に任せ切って、自分の仕事はゼロにする、というものだ。これらは、仕事を任せられる有能なスタッフや同僚の存在が前提ではあるが、できるはずだ」よし。
