自己の重要感こそ

nakatomimoka2012-03-22

D・カーネギーさん。「欲求は、たいていは満たすことができるものだが、ひとつだけ例外がある。この欲求は、食物や睡眠の欲求同様になかなか根強く、しかも、めったに満たされることがないものなのだ。つまり、8番目の”自己の重要感”がそれで、フロイトのいう”偉くなりたいという願望”であり、ジョン・デューイの”重要人物足らんとする欲求”である。すぐれた心理学者ウィリアム・ジェームズは、『人間の持つ性情のうちでもっとも強いのは、他人に認められることを渇望する気持ちである』という。これこそ人間の心をたえずゆさぶっている焼けつくような渇きである。他人のこのような心の渇きを正しく満たしてやれる人はきわめてまれだが、それができる人にしてはじめて他人の心を自己の手中におさめることができるのである」皆、認められたい。