人事を見ている

nakatomimoka2012-03-23

北城恪太郎さん。「改革の際、意識したことは3つあります。まず組織に危機感を植えつける。『現状維持では立ち行かない』と、一人一人の社員に認識させました。2つ目は新しい方向性を打ち出し、その実現への具体策を示す。私は会社をハード中心からソフト・サービス中心へと変身させるビジョンを掲げました。3つ目は、改革に貢献した社員を評価し、人事に反映する。リスクを負って新しいことに挑戦した人をしっかり処遇しないと、過去の延長線以上のことはできません。社員は結局、人事を見ています。改革に当たって、私はとにかくしつこくソフト・サービスの会社になると言い続けました。基本はぶれないことです。だから人事でも、私の方針に従わない社員は評価しませんでした。それくらい徹底しなければ、大きな変革は起こせません」人事で示す。