きびしさを持つ

nakatomimoka2013-11-10

松下幸之助さん。「やはり教え導く立場にある者が、きびしさをもたなくてはいけない。まして、世の指導者と呼ばれる人びとにはそのような厳しさは不可欠のものである。指導者として事を行うのは、いわゆる公事であって、私事ではない。つまりそのことによって、国家社会なり、人びとに何らかのプラスを与える為にやるのであり、自分個人のためにやるのではない。だから、指導者はそのことに怠りがないよう、自分に対して、また下の人に対して、ある種の厳しさを持たなくてはならない。それは個人的には一面つらいことであり、時には情において忍びないということもあろう。だが、そうした私情を押さえて、きびしい要望をし、きびしい追及をし、過ちに対してはきびしい叱責をするということが、指導者が事をなすにあたって求められているのである」厳しさを。