勝ちへのこだわりの誤り

nakatomimoka2014-02-23

梅原大吾さん。「過去を振り返った時、今のいい状態に至るまでの最大のポイントは何だったのか、と考えると、逆説的になってしまうが、結局は勝ちにこだわりすぎることで、本当に嫌な思い、疲れる思いをした、ということではないのかと思う。今の僕には、『とにかく勝てばいい』と表面上の勝ちにこだわっている人は、まだ痛い目に遭っていないからそんなことが言えるのだろう、と見えてしまうのだ。勝つことだけにこだわり続ければ、いつかは必ずそのくだらなさ、不毛さに気づく。何歳で、どんな局面で気づけるかはわからないけれど、そんな自分が幸せではなく、その先にも幸福感がないということが、実感としてわかる瞬間が来る。僕がそういう人生に幸福がないことに気づいたのは、そういう人生を限界まで送ってみて、体感したからなのだ」うん。