バケットリストの罠

アーサー・ブルックスさん。「手に入れるもの、所有するもの、やることを延々と増やし続けることで幸福になろうとする戦略には、名前があります。『バケットリスト』です。バケットリストとは、死ぬまでに見たいもの、やりたいこと、手に入れたいものをすべて書き出したリストです。バケツに入っている項目をすべてやれば、充実した幸福な人生が手に入る、というわけです。私はこの戦略に従っている人を沢山知っています。男性は満足げに、起業家マルコム・フォーブスの言葉を引用しました。『おもちゃを一番沢山持って死ぬ奴が勝ちだ』私は思ったものです。『おもちゃを沢山持っていたって、死んだら同じだろ』男性の時間の使い方も人間関係も、購買活動と通じるものがありました。リストに挙げた場所をつぶしては、写真ばかり撮っていました」だよな。