幸せの黄色い

nakatomimoka2014-06-28

「あなたは48時間以内に真っ黄色の車を見かける、という実験をやってみましょう」というある本の実験をやってみた。すると、まあ真っ黄色な車が目に付く。3台も4台も。真っ黄色なランボルギーニカウンタック(たぶん)まで。ちょっとまてよ。それは世の中には黄色の車は珍しい訳じゃない。2日間もそういう意識で見ようとすれば、目にとまるのは当然だろう。単に意識をしていなかっただけのことで何の意味もない。いや、ちょっとまてよ。日常生活の幸せもこの黄色い車のようなものではないか。日々暮らしていく中で、通り過ぎていくのだけれど意識していない。「幸福の黄色いハンカチ」という映画もあったじゃないか。幸せを見つけようという意識でいれば、日常生活の中にいくつもの幸せが実は通り過ぎているのだ。まるで街で見かける黄色い車のように。