信じることも課題の分離

nakatomimoka2014-10-16

古賀史健さん。「子どもとの関係で悩んでいる親は、『子どもこそわが人生』だと考えてしまいがちです。要するに、子どもの課題まで自分の課題だと思って抱え込んでいる。いつも子どものことばかり考えて、気がついた時には人生から『私』が消えている。いいですか、信じるという行為もまた、課題の分離なのです。相手のことを信じること。これはあなたの課題です。しかし。あなたの期待や信頼に対して相手がどう動くかは、他者の課題なのです。そこの線引きをしないままに自分の希望を押しつけると、たちまちストーカー的な『介入』になってしまいます。たとえ相手が自分の希望通りに動いてくれなかったとしてもなお、信じることができるか。愛することができるか。アドラーの語る『愛のタスク』には、そこまでの問いかけが含まれています」たとえ。