情熱を働かせる

nakatomimoka2015-06-24

松浦弥太郎さん。「何かに対して深い情熱を惜しみなく働かせること。これを仕事、人間関係、暮らしの中でできたら、本当にすてきだと思う。情熱を働かせるとは『ていねい』からもう一歩、踏み込んだところにある。手間暇をかけて丹念にていねいにやると同時に、心を働かせて、もっと愛する。たとえばコップをつくるなら、ものへの愛と使う人の愛がわかりやすく目に見えて現れているものをつくりたい。たとえば料理をつくるのなら、食べ物への愛と食べてくれる人への愛が、じんわりと心に広がる料理をつくりたい。情熱を働かせた仕事を丁寧に紡いでいくことが、今の僕の目標と言える。精度の高い仕事は、愛情の働きによって仕上げられる。そうした仕事は、人に感動と共感というコミュニケーションを生み、更に成長し変化をし、世の中で機能してくだろう」情熱。