つながりとしての労働

nakatomimoka2015-10-17

相原孝夫さん。「ダニエル・ベルの言葉を借りれば、工業化以前の社会では人間は自然を相手に働き、工業化社会では機械を相手に働いたのに対して、ポスト工業化社会では人間は人間を相手に働くことになる。仕事が立て込んでくると、仕事以外のことが見えなくなり、対人的な付き合いを絶って、孤立していく傾向はないだろうか。ショーン・エイカーは『周りの人たちとのつながりが最も大事なときに、人はどうしても自分の殻に閉じこもってしまいがちだ』と指摘している。成功している人達は、これとは正反対に、周囲の人々との結びつきをさらに強固にする。人間関係を切り捨てるのではなく、そこに投資する。研究の結果、最も幸せな上位10%の人たちを他の人達から区別している特質はたった一つ、『強固な人間関係』だということがわかった」つながり。