リスクを冒さない過ち

nakatomimoka2015-11-11

田中得夫さん。「本田宗一郎氏は次のように語っておられます。『あることに挑戦し、9回失敗して、10回目に成功したとすると、10回目の成功で、オセロゲームのように、それまでの黒が全部白に変ってしまう。そのようにして獲得した成功は、もう誰も簡単に真似が出来ないし、追いつけない価値ある成功となる』。ある程度過ちを冒すことの方が、それらの過ちを避けるよりもためになるというのは素晴らしい真実です。リスクを冒さなければ間違いを冒すことはないかもしれませんが、学ぶことが出来ません。最大の過ちは、過ちを恐れリスクを冒さないことです。ある雑誌社の、80歳代の老人への『人生を振り返って、今一番悔やまれることはなんですか?』という調査で最も多かった答えは『何故、もっと危険なことをやらなかったか』でした」なぜもっと。