依存するものは敗者となる

nakatomimoka2016-02-15

鈴木博毅さん。「依存するものは、敗者となる。これは『孫子』に貫かれた重要な法則の一つです。簡単に言えば、『すべてが都合よくいった場合』を前提としていることです。『戦争においては、敵の来襲がないことに期待をかけるのではなく、敵に来襲を断念させるような、わが備えを頼みとするのである。敵の攻撃に期待をかけるのではなく、敵に攻撃の隙を与えないような、わが守りを頼みとするのである』。相手が来襲しない、攻撃しないことに、自国の平和が依存しているのです。これは都合のよい勝手な前提です。相手に依存した平和は、崩れやすい。依存することが多い人生ほど、崩れやすい。孫子の考える『もろい人間』は次の特徴を持ちます。依存していることが多すぎて、勝利までたどり着けない。勝算を高めず、希望的観測ばかりする」依存はないか。