敵を破る時は奇襲

nakatomimoka2016-05-03

鈴木博毅さん。「攻撃のときは、相手にこちらの意図を悟らせない。守備のときは、相手の狙いを見抜いて有利に防衛する。孫子は、戦いの基本をこのように定義していました。『敵と対峙するときは、『正』すなわち正規の作戦を採用し、敵を破るときは、『奇』すなわち奇襲作戦を採用する。これが一般的な戦い方である』守るときは相手に奇襲をさせないことです。攻めるときは、常に相手への奇襲になるようにするのです。スーパーマーケットの出店には10万人以上の人口が必要とされていました。ところが、ウォルマートは1万人規模の都市に、小型店を出したのです。業界の常識を完全に無視した出店でした。彼らには別の勝算があったからです。小型店をネットワーク化して、150店舗で100万人の人口をカバーする。ライバル企業は見抜けませんでした」奇襲を。