教科書を書き換える

nakatomimoka2016-08-05

島田紳助さん。「『勝てない現場には行かない』『勝てる現場では必ず勝つ』、自分の中でそう決めてた。21回の出番の中で真剣にやるのは3回ぐらい。若い客が多い時は思いっきりやりました。こんなことをしたら本当はいけない。でも、そこにもやっぱり理由があるんです。それは、『自分たちのターゲットは20歳から35歳の男だ』というもの。今はお笑いも細分化されている。でも、僕らの時代は違いました。『漫才は子供からおじいちゃんおばあちゃんまでを笑わさなければいけない』『誰でも笑わすことができるのがいい漫才』という定義があって、そう教育されてきました。でも、僕は『これからはそうじゃない』と教科書を書き換えた。日本人全員に支持されていた演歌なんかは下火になりかけていた。僕は『漫才も音楽と一緒になる』と思っていた」先見。