お前ならダカールまで

nakatomimoka2016-01-02

島田紳助さん。「1979年にパリダカを始めたティエリー・サビーヌという人は、参加者の救助に向かう途中でヘリコプターが墜落し29歳の若さで亡くなってしまう。世界の冒険者を集めて危険なことをさせているのに、サビーヌ自身は一度もル・ダカールに参加しなかった。サビーヌだって本当は走りたかったに違いない。彼はアマチュア・ライダーとして、アビジャン・ニース間のレースに参加している。『自分が冒険するわけじゃない。みんなを冒険の扉まで連れて行くのが自分の仕事だ』サビーヌはこう言っていた。僕はこの言葉がものすごく好きで、そういう風に生きたいと昔から思っていた。だから、若くて力のある子に商売のマシンを与えて、ビジネスという冒険の扉の前に立たせ、『お前だったらダカールまで走りきれるよ』と言ってやりたいのだ」扉まで。

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