ただ始めればよい

nakatomimoka2016-09-05

アーノルド・ベネットさん。「覚悟ができていないのなら、最初からやらないほうがいい。もう一度ごろりと横になり、『何かをやらねば』という思いだけつのらせて、惰眠をむさぼっていればいいのだ。現にそうやってあなたは毎日をすごしているのだから。なすべき価値のあることをやる前には、気を引き締めてかかることが絶対に必要なのだ。私自身は、こうした精神の緊張は嫌いではない。暖炉のそばで寝そべる猫と私の違いは、主にこの点にあるように思う。なに、ただ始めさえすればいいのだ。来年の時間や明日の時間、今から一時間後の時間も、手つかずであなたのためにとっておかれているのだ。その気になれば、いつからだって新規巻き返しができる。明日まで待つことすら、何の意味もないということだ」いまから、もう一度、巻き返しをはかりにかかる。