中谷彰宏さん。「モノは、沢山ではなく、長く持つことが大切です。『クローゼットのハンガーが足りない』と言っている人は、豊かではありません。ハンガーが足りなくて東急ハンズに買いに行く人は、下り坂に入っています。本当にいいモノを持っている人は、少数精鋭にしています。すべてが勝負服です。『持つ・着る・使う』ことでテンションの上がるモノだけがあるのです。モノへの気持ちは、自分自身のほかの全てに影響が出ます。どうしても扱いが雑になるのです。自分の気持ちが引き締められて、姿勢が良くなる服だけを揃えることです。酔っぱらいのオジサンが駅のホームでユラユラ歩いているような姿勢になってしまうのは、今着ている服が、テンションが上がらないものだからです。持っている鞄が自分を引き締める道具になっていないのです」厳選。
