眠る時に一度死ぬ

nakatomimoka2017-02-04

酒井げんきさん。「これは神道の考え方のひとつですが、私たちは夜、眠る時に一度死ぬと考えます。少し大げさかもしれませんが、寝る前には、『これで人生が終わっても、悔いはない』と確認して、ふとんに入るのです。そう考えることで、今日やるべきことを先延ばしせずに、精一杯努力する気持ちが生まれます。そして翌朝、目が覚めたときに、私たちの生命はよみがえるのです。毎朝、『また一日、神さまに命を与えていただいた』と考えたら、『今日という日を精いっぱい生きよう!』と感謝するのではないでしょうか。神道の思想をひとことでいうと、『感謝』につきます。自然の恵みに感謝し、ご先祖さまに感謝し、ご縁に感謝する。だからこそ、一日のはじまりも、生まれ変われたことへの感謝、新しい命をいただけたことへの感謝で始まるのです」今日も。